デブログ

「デブ」の「デブ」による「デブ」のための情報。

糖尿病

食事制限・運動なしでメタボ治療…マウスで効果

 肥満が原因で発症する糖尿病やメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を治療する薬の候補物質を見つけたと、東京大の門脇孝教授(糖尿病・代謝内科学)らの研究チームが発表した。


 心臓病の合併など様々な事情で運動や食事制限ができない人に朗報で、飲み薬を目指して5年以内に臨床試験を始める。研究成果は31日付の英科学誌ネイチャーに掲載される。


 肥満の人では、アディポネクチンという「善玉ホルモン」の分泌が減り、糖尿病やメタボにつながることが知られている。アディポネクチンを薬にできれば糖尿病などを改善できると期待されるが、構造が複雑なため、飲み薬としての量産は難しかった。


 研究チームは、飲み薬として使えそうな数百の化学物質を試し、アディポネクチンと似た働きをする物質を発見。脂肪の多い食事で太って糖尿病になったマウスに物質を飲ませて、効果を検証した。その結果、マウスの食べる量や体重に変化はなかったものの、血糖値や中性脂肪の濃度が下がった。肥満による筋力低下を抑える効果もみられた。

読売新聞 - 2013年10月31日 03:03

http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2633583&media_id=20&from=ranking

炭酸飲料めぐる健康論争、メキシコでも

 【メキシコ市】炭酸入りなど甘い清涼飲料をめぐる健康論争が、長年コカ・コーラの牙城となっているメキシコにも波及した。ニューヨーク市のブルームバーグ市長は大型サイズの炭酸飲料販売を規制しようとしたが、裁判所の差し止め命令を受けて話題を呼んだ。

 今年夏、メキシコ市ではバス、サインボード、そして地下鉄のプラットホームなど至る所にある広告が出された。約20オンスの炭酸飲料のそばにスプーン山 盛り12杯分の砂糖を置いた写真のある広告は「あなたは砂糖12杯分を食べますか?なぜ炭酸飲料を飲むのですか?」と問い掛けている。

 この広告キャンペーンは、それほど盛んでなかったメキシコの炭酸飲料消費抑制運動に火をつけた。

 米国と同様、メキシコは肥満に密接に関係した糖尿病の蔓延(まんえん)に悩まされている。

 国連報告によると、メキシコは最近、世界の人口1億人以上の国で米国を抜いて「最も肥満な国」になっている。

 メキシコの最新の全国健康調査では、体重過剰ないし肥満となっているメキシコの20歳以上の成人は10人のうち7人。また糖尿病患者は推定1000万人で、人口の約9%を占めている。これは人口1億人以上の国の中では最大の比率だという。

 メキシコでは、米飲料大手コカ・コーラが膨大な資金的、文化的な影響力を持っているが、一部の活動家、政治家、そして健康管理関係者が突然、清涼飲料、とりわけコーラを悪玉に挙げ出した。

 メキシコ教育省は、学校の売店では炭酸飲料を売らないようコンセッションオペレーター(認可業者)に勧告した。こうした売店で炭酸飲料が人気があるのは、多くの地域社会できれいな飲料水が入手困難という事情もある。

 一方、メキシコの消費者保護当局はコカ・コーラが最近出した一連の広告について罰金を検討している。この広告は、犬の散歩ないし笑うことなど日常の活動によって炭酸飲料の149カロリーが燃焼されるとした内容だ。

 消費者保護運動家は、広告で示された小さな瓶を、もっと大きな瓶と混同する恐れがあると主張している。規制当局も、広告で指摘されている日常活動が実際にそれほど多くのカロリーを燃焼するか疑わしいと懸念を表明した。

 これに対し、コカ・コーラのメキシコ子会社の広報担当者は、同社製品はすべて「健康的であり、活動的な生活スタイルと併せて、正しいダイエットに組み込 める」と強調した。担当者によれば、低カロリー製品、あるいはボトル詰めの水といったノンカロリー製品はメキシコにおける同社製品ブランド群の約40%近 くを占めている。

 コカ・コーラ・メキシコ子会社のフランシスコ・クレスポ社長も、広告を弁護した。

 同社長は7月、「われわれは顧客に対する透明性を維持しており、われわれの飲料製品について、明確で、信頼でき、完全な情報を提供している。彼ら顧客も情報に基づいた決定を下せる」と強調した。

 しかし、炭酸飲料への規制を求める勢力との対決は、コカ・コーラやその他の清涼飲料メーカーにとって大きな影響をもたらす可能性がある。ユーロモニター・インターナショナルによれば、メキシコは1人当たり炭酸飲料の消費量で米国に次いで多い。

 昨年、中南米はコカ・コーラにとって利益面で欧州に次いで第2の地域だった。

 炭酸飲料は、メキシコ家庭の主力飲料になっており、一部の家庭は食事の際には必ずこれを飲む。メキシコでは糖尿病は心臓病に次いで第2位の死因となっており、1980年の9位から大幅に上昇している。

 スプーン12杯分の砂糖の広告に資金拠出した公共利益団体「エル・ポデル・デル・コンスミドール」のカルビリョ事務局長は「メキシコの田舎では、誰かの 家を訪問した際、その家にコーラがないと、家人がこれを詫びるほどだ。コカ・コーラはプレスティージの象徴だ」と述べた。同団体には、慈善活動のためのブ ルームバーグ氏の組織も資金を拠出している。
ウォール・ストリート・ジャーナル 8月30日(金)13時22分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130830-00000119-wsj-bus_all

糖尿病受療率が全国1位! 香川県民を悩ます“うどん食べすぎ問題”とは?

香川県が県内全域で小学生に糖尿病検査を実施する。対象は全17市町の公立小学校4年生と5年生の一部。昨年度も県内12の市町の小学4年生を対象に検査を実施したが、本年度は県内の全公立小学校で検査を行なうという。

糖尿病予防のため、都道府県単位で小学生の血液検査が実施されるのは全国初のこと。

糖尿病を予防する

香川県健康福祉総務課の担当者はこう語る。

「実は、香川県は糖尿病受療率が2008年の調査で全国ワースト1位、11年もワースト2位と糖尿病に悩まされているんです。そこで県では『糖尿病ワースト1位脱出事業』として、対策に取り組んでおり、小学生対象の検査もその一環です。生活習慣病予防は子供の頃から行なったほうが効果的ですから」

昨年度の同調査では、計6743人の児童のうち、750人(11・1%)が「脂質の異常」と判定され、25人(0.4%)は「糖尿病の疑いが否定できない」とされた。

香川県民の糖尿病事情に詳しい香川大学医学部付属病院糖尿病センターの村尾孝児教授に聞いた。

「この数字が全国平均に比べて多いか少ないかは、過去に同様のデータがないので判断できません。いずれにせよ、香川県民の糖尿病受療率が高いのは事実。原因はひとつではなく、複合的な要素が絡んでいます。もちろん、そのひとつが讃岐うどんだというのは否定できないと思います」

香川県民のソウルフード、うどん。うどん店だけで、県内に約900軒もあり、うどん消費量は断トツの全国1位だ。うどん、つまり、炭水化物の過剰摂取が、糖尿病の呼び水となっている疑いもあるというのだ。

とはいえ、県民からはこんな声も聞こえてきた。

「観光客が来るからうどん店も増えて消費量も上がっとるけど、香川の人だけで言うと、昔のほうがもっとうどんを食べとったと思う。昔は朝も昼も夜もうどんやったけど、今はたいてい昼くらいじゃろ。うどんの食べすぎ言われても、あんまりピンとこんけどなぁ」(高松市内に住む50代女性)

うどんだけが悪いわけではない。むしろ、うどんは悪くない。他県民はうどんの代わりにご飯やパンを食べているではないか。現地で取材したところ、そう言いたげな県民も多かった。

前出の村尾教授はこう言う。

「確かに、必ずしもうどん自体が悪いわけじゃないですよ。例えば、香川ではうどんを食べる際、おにぎりをトッピングするのが当たり前。いわゆる『うどんライス』です。さらに最近では天ぷらも一緒に食べる人が多い。毎日、昼食にこうした食事となれば、栄養も偏り、糖尿病のリスクも高まる」

また、香川県は1人当たりの菓子パン消費量も全国1位。うどん、おにぎりに加えパンと、根っからの炭水化物大好き県民なのだ。

さらに06年から10年の国民健康・栄養調査によると、香川県民の一日当たりの野菜摂取量は男性が全国46位で女性が最下位の47位。この深刻な野菜不足が原因だという指摘もあり、現在、同県では「サラダうどん」が推奨されているという。って、そこでもやっぱり、うどんなのね……。

「食べ方にも問題はあります。讃岐うどんって、のどごし重視で噛まずに早食いする人が多いんですよ。それこそ『麺は飲み込め』なんて言う人もいるくらい」(前出・村尾教授)

実際、平日昼間に高松市内のオフィス街のうどん店をいくつか巡ってみると、「うどんは飲み物」といわんばかりに、すごい勢いで吸い上げている客の姿が目につく。

「そうした食べ方だと栄養を一気に吸収してしまうので、食後の高血糖をきたしやすいんです。急激に血糖値を上げてしまうと、糖尿病だけでなく動脈硬化のリスクも高まります」(村尾教授)

さらに村尾教授は「食事だけでなく、運動不足も原因のひとつに考えられる」と付け加える。香川県民の一日の歩数は、前述の国民健康・栄養調査によると男性は全国37位、女性は全国39位と最下位ではないものの、芳(かんば)しくはない。

このようにいろいろな要素が複雑に絡み合って糖尿病に悩まされている香川県民。最後に“讃岐うどん界のアイドル”こと、名店「池上製麺所」のるみばあちゃん(88歳)はこう言い放つ。

「うどんはよう噛んで食べんとダメよ! あと、薄味な。塩分は控えめにせんと。もちろん、野菜もようけ取らんといけん。おばぁちゃんは家では野菜ばっか食べとる。おばぁちゃんでも、店に出て動いたりしとるんじゃから」

うどん県民よ、健やかなれ!

(取材・文/コバタカヒト)
週プレNEWS 5月23日(木)19時50分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130523-00000272-playboyz-soci

「肝機能異常」増加 メタボ男性だけでなく中高年女性も注意

 東洋医学では「春は肝の季節」といわれる。冬の間、停滞していた体は春になって目覚め、細胞の生まれ変わりが活発になる。そのときに活躍するのが「肝」である、という考え方だ。

 しかしこの時期、活躍してくれるはずの肝臓にトラブルが多発している。日本人間ドック協会によると、2011年に人間ドックを受診した約313万人について、「異常なし」の人の割合は、過去最低の7.8%。また、生活習慣病に関係する項目で、最も多いのが「肝機能異常」の33.3%。異常がある人の3人に1人が、肝臓に問題を抱えていることになる。

 肝機能の状態を示す指標には、ALT、AST、ガンマGTPの3つがある。これらが異常を示すとはどういう状態か、大阪市立大学大学院医学研究科の河田則文教授に解説してもらった。
「ALT値が高め(要注意以上)になった場合、組織を検査すると、肝細胞に壊死が見られ、炎症性細胞浸潤があります。また、脂肪肝の場合は、肝細胞が風船のようにふくらんでいます。ただし、自覚症状はまったくない。これが、肝機能異常の怖いところです。

 肝機能の異常を放置すると、肝臓が変形し、最終的には肝硬変になります。また、肝臓がんを発症することもあります。そこまで放置すれば、命に関わる危険があるのです」

 肝機能異常の中で、とくに増えているのが『脂肪肝』。
「外食が増えたり、運動不足だったりして肥満になり、それにともなって糖尿病や脂質異常症を発症する人が増えています。その合併症として、肝機能に異常をきたすのです。私たちの調査では、50~60代の中高年女性に圧倒的に多く、脂肪肝よりもさらに進行した“脂肪性肝炎”になっていることもよくあります」(河田教授)

 肝機能の異常は、自覚症状がないため、健康診断や人間ドックで発見されるか、ほかの病気で検査を受けたときに、『ついで』に見つかることが多い。これが“沈黙の臓器”といわれる所以だ。

「検査でも、正常値をかなり上回った場合は治療に進みますが、『ほんのちょっとなら』と、患者自身も、医師も放置してしまい、手遅れになるケースも多いのです」(河田教授)

 河田教授によると、肝機能を正常に保つには、次のようなことが大切という。
・お酒の量はほどほどに
・運動をして、腹部に脂肪をためない
・肝臓が働くエネルギーを補給するため、バランスのよい食事を心がけ、ビタミンやミネラルを摂取する
・定期的に肝機能の検査を受ける

 また、肝機能の改善を期待できるとして、しじみなどに含まれるアミノ酸の1種『オルニチン』も注目されている。

送料無料あり★バリュー2本セット★今だけさらにお得!【お徳用】 L-オルニチン 500mg 120粒 ~ポリアミンの原料になるオルニチン

価格:2,780円
(2013/3/24 00:11時点)
感想(13件)



「最近、『成長ホルモンが、脂肪肝を抑制する可能性がある』と発表されました。オルニチンは成長ホルモンの分泌を促すことから、脂肪肝の抑制につながるのでは、と考えられています」(河田教授)

 ある試験では、肝機能の指標のひとつ ALTの値が高め(要注意レベル)で、脂肪肝が認められる成人男性が毎日1.6gのオルニチンを摂取したところ、3週間で「脂肪肝、ならびに肝機能が改善した可能性がある」と報告された。

「オルニチンは食品に含まれるアミノ酸ですから、安心して摂取できます。また、食品ですので医薬品よりも手軽に入手できる点もメリットといえるでしょう」(河田教授)
NEWS ポストセブン 3月22日(金)16時6分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130322-00000014-pseven-life

75年当時が最も健康的=食事メニュー再現、マウス実験―内臓脂肪抑制・東北大など

 日本の家庭の標準的な1週間の食事メニューを1960年から15年おきに再現して凍結乾燥し、マウスに与え続けたところ、75年当時の食事が最も内臓脂肪を蓄積しにくく、糖尿病のリスクが低いことが分かった。東北大と岡山県立大の研究チームが実験した成果で、24日から仙台市で開かれる日本農芸化学会で発表する。

糖尿病を予防する

 東北大大学院農学研究科の都築毅准教授(脂質生化学)によると、75年の食事は現代と同様の2005年の食事に比べ、たんぱく質や脂質を魚介類や植物から多く摂取し、相対的に肉類や牛乳・乳製品が少ないほか、ワカメやヒジキなどの海藻が多く、バランスが取れている。60年の食事は米が非常に多く、塩分が多かった。

長寿を科学する!

 都築准教授は「日本人の長寿は食事が良いからと言われてきたが、食の欧米化が進み、生活習慣病が増えた。納豆やココアなど健康に良いとされる食品の流行を追ったり、サプリメント(栄養補助食品)に依存したりするより、食事の中で多様な食材を少しずつ取ることが重要だ」と話している。 

 厚生労働省の国民健康・栄養調査に基づき、管理栄養士の指導で60年、75年、90年、05年の朝昼夕計21食分を再現。凍結乾燥、粉砕し均一にした粉末をマウスの通常の餌に3割分混ぜた。マウスは老化が早く、寿命が通常の半分の1年程度のタイプで、各年の食事ごとに雄8匹ずつ4グループに離乳後から高齢期まで8カ月間、この混合餌を与えた。

 その結果、平均体重は05年のグループを100%とした場合、90年は99%、75年は89%、60年は100%だった。内臓脂肪量も05年に比べ90年は77%、75年は46%、60年は86%で、75年が大幅に少なかった。

 75年の血糖値は05年の82%、血漿(けっしょう)中のインスリン濃度は29%にとどまり、インスリン濃度が低くても血糖値が正常に保たれていた。肝臓で脂肪の分解や燃焼を担う遺伝子の働きも75年のグループが最も良かった。
時事通信 3月13日(水)15時39分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130313-00000103-jij-sctch

生活習慣病予防になるのは筋力トレとランニングのどちらか?

白澤卓二氏は1958年生まれ。順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授。アンチエイジングの第一人者として著書やテレビ出演も多い白澤氏が、生活習慣病の予防について解説する。

 * * *
 糖尿病や高血圧、高脂血症などの生活習慣病は、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす動脈硬化の原因にもなることが知られている。長時間を室内で、しかも座った姿勢で過ごす現代のライフスタイルが、これらの生活習慣病の発症基盤を作っていることも明らかだ。

糖尿病を予防する

 このライフスタイルを解消しようと思えば、フィットネスジム通いが最も手っ取り早い。

 では、実際に、ランニングなどに代表される心拍が上昇する有酸素運動と、心拍はそれほど上昇しない筋トレと、どちらのトレーニング方法が生活習慣病の予防に効果があるのだろうか?

 ハーバード大学公衆衛生学のアンダース・グレントヴェド博士らの研究チームは、筋トレや有酸素運動が実際に糖尿病に罹る危険度を下げているのかどうかを調べるため、米国の男性医療従事者3万2000人を対象に1990年から18年間にわたって2年ごとに聞き取り調査を行ない、運動の継続と糖尿病発症との関係を追跡調査した。

 その結果、追跡期間中に2278人が2型糖尿病を発症した。筋トレを週に150分以上していた男性は、筋トレを全くしなかった男性に比べ、2型の糖尿病の発症危険度が34%減少していることがわかった。

 さらに、有酸素運動を週に150分以上していた男性は、全くしていなかった男性に比べて、危険度が52%も減少していたことがわかったという。この調査結果をみる限り、フィットネスジムで有酸素運動か筋トレのどちらか1つを選択するとすれば、有効性の上では有酸素運動に軍配が上がるようだ。

 しかし、グレントヴェド博士は、筋トレと有酸素運動を組み合わせた場合の相乗効果も強調している。実際、有酸素運動と筋トレの両方をやった場合、筋トレの時間に応じて有効性が増していることが確認された。

 筋トレ単独でも有効性が確認されているが、もし有酸素運動よりも高い有効性を期待するなら、筋トレを週に150分以上こなす必要がある。もし週に150分、つまり1日30分の筋トレを週に5日、または1回75分の筋トレを週に2回以上できなければ、有酸素運動の方が有効性が高いと考えられる。

※週刊ポスト2013年1月18日号
NEWS ポストセブン 1月4日(金)16時6分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130104-00000013-pseven-life

糖尿病治療薬「メトホルミン」 悪性脳腫瘍を抑制

糖尿病の治療薬「メトホルミン」が、悪性脳腫瘍のがん幹細胞の増殖を防ぐことを発見したと、山形大医学部と国立がん研究センターの研究チームが15日発表した。がんの効果的な治療法として、早ければ3年後の実用化を目指す。
 メトホルミンは主に肝臓の細胞に働きかけ、血糖値を下げる効果がある。研究代表の北中千史山形大教授(分子腫瘍学)らは、がんを併発する割合が高い糖尿病患者の中で、メトホルミンを投与された患者にがんの発生が少ないことに着目。悪性脳腫瘍のがん幹細胞を使った実験の結果、メトホルミンががん幹細胞に働きかけ、腫瘍を形成する能力を失った「非幹細胞」に変化させることが分かった。
 マウスにがん幹細胞を移植し、メトホルミンを短期投与した実験でも、がん幹細胞の減少や腫瘍形成を抑制することが明らかになった。
 メトホルミンは糖尿病治療薬として臨床現場で使用され、安全性の高さが認められている。北中教授は「がん治療薬として認められるまでの時間は、新薬と比べて短くできる可能性がある。乳がんや肺がんなどへの応用も考えられる」と話す。
 研究成果は、15日付の米医学専門誌に発表された。
河北新報 11月16日(金)6時10分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121116-00000005-khks-l06
記事検索