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生活習慣病

糖尿病受療率が全国1位! 香川県民を悩ます“うどん食べすぎ問題”とは?

香川県が県内全域で小学生に糖尿病検査を実施する。対象は全17市町の公立小学校4年生と5年生の一部。昨年度も県内12の市町の小学4年生を対象に検査を実施したが、本年度は県内の全公立小学校で検査を行なうという。

糖尿病予防のため、都道府県単位で小学生の血液検査が実施されるのは全国初のこと。

糖尿病を予防する

香川県健康福祉総務課の担当者はこう語る。

「実は、香川県は糖尿病受療率が2008年の調査で全国ワースト1位、11年もワースト2位と糖尿病に悩まされているんです。そこで県では『糖尿病ワースト1位脱出事業』として、対策に取り組んでおり、小学生対象の検査もその一環です。生活習慣病予防は子供の頃から行なったほうが効果的ですから」

昨年度の同調査では、計6743人の児童のうち、750人(11・1%)が「脂質の異常」と判定され、25人(0.4%)は「糖尿病の疑いが否定できない」とされた。

香川県民の糖尿病事情に詳しい香川大学医学部付属病院糖尿病センターの村尾孝児教授に聞いた。

「この数字が全国平均に比べて多いか少ないかは、過去に同様のデータがないので判断できません。いずれにせよ、香川県民の糖尿病受療率が高いのは事実。原因はひとつではなく、複合的な要素が絡んでいます。もちろん、そのひとつが讃岐うどんだというのは否定できないと思います」

香川県民のソウルフード、うどん。うどん店だけで、県内に約900軒もあり、うどん消費量は断トツの全国1位だ。うどん、つまり、炭水化物の過剰摂取が、糖尿病の呼び水となっている疑いもあるというのだ。

とはいえ、県民からはこんな声も聞こえてきた。

「観光客が来るからうどん店も増えて消費量も上がっとるけど、香川の人だけで言うと、昔のほうがもっとうどんを食べとったと思う。昔は朝も昼も夜もうどんやったけど、今はたいてい昼くらいじゃろ。うどんの食べすぎ言われても、あんまりピンとこんけどなぁ」(高松市内に住む50代女性)

うどんだけが悪いわけではない。むしろ、うどんは悪くない。他県民はうどんの代わりにご飯やパンを食べているではないか。現地で取材したところ、そう言いたげな県民も多かった。

前出の村尾教授はこう言う。

「確かに、必ずしもうどん自体が悪いわけじゃないですよ。例えば、香川ではうどんを食べる際、おにぎりをトッピングするのが当たり前。いわゆる『うどんライス』です。さらに最近では天ぷらも一緒に食べる人が多い。毎日、昼食にこうした食事となれば、栄養も偏り、糖尿病のリスクも高まる」

また、香川県は1人当たりの菓子パン消費量も全国1位。うどん、おにぎりに加えパンと、根っからの炭水化物大好き県民なのだ。

さらに06年から10年の国民健康・栄養調査によると、香川県民の一日当たりの野菜摂取量は男性が全国46位で女性が最下位の47位。この深刻な野菜不足が原因だという指摘もあり、現在、同県では「サラダうどん」が推奨されているという。って、そこでもやっぱり、うどんなのね……。

「食べ方にも問題はあります。讃岐うどんって、のどごし重視で噛まずに早食いする人が多いんですよ。それこそ『麺は飲み込め』なんて言う人もいるくらい」(前出・村尾教授)

実際、平日昼間に高松市内のオフィス街のうどん店をいくつか巡ってみると、「うどんは飲み物」といわんばかりに、すごい勢いで吸い上げている客の姿が目につく。

「そうした食べ方だと栄養を一気に吸収してしまうので、食後の高血糖をきたしやすいんです。急激に血糖値を上げてしまうと、糖尿病だけでなく動脈硬化のリスクも高まります」(村尾教授)

さらに村尾教授は「食事だけでなく、運動不足も原因のひとつに考えられる」と付け加える。香川県民の一日の歩数は、前述の国民健康・栄養調査によると男性は全国37位、女性は全国39位と最下位ではないものの、芳(かんば)しくはない。

このようにいろいろな要素が複雑に絡み合って糖尿病に悩まされている香川県民。最後に“讃岐うどん界のアイドル”こと、名店「池上製麺所」のるみばあちゃん(88歳)はこう言い放つ。

「うどんはよう噛んで食べんとダメよ! あと、薄味な。塩分は控えめにせんと。もちろん、野菜もようけ取らんといけん。おばぁちゃんは家では野菜ばっか食べとる。おばぁちゃんでも、店に出て動いたりしとるんじゃから」

うどん県民よ、健やかなれ!

(取材・文/コバタカヒト)
週プレNEWS 5月23日(木)19時50分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130523-00000272-playboyz-soci

「メタボ健診」受診者は半数以下

 厚生労働省は1日、40歳以上を対象とした特定健康診査(メタボ健診)の平成23年度の実施率が45%(前年比1.8ポイント増)にとどまったと発表し た。

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23年度にメタボ健診を受けたのは2363万人で、うち生活習慣の改善が必要とされたのは17.8%の419万7555人だった。メタボ健診は腹囲測 定や中性脂肪、血圧などの値から生活習慣病のリスクを判断するもので、20年から公的医療保険加入者の40~74歳を対象に実施が義務づけられている。
産経新聞 3月2日(土)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130302-00000138-san-hlth

生活習慣病予防になるのは筋力トレとランニングのどちらか?

白澤卓二氏は1958年生まれ。順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授。アンチエイジングの第一人者として著書やテレビ出演も多い白澤氏が、生活習慣病の予防について解説する。

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 糖尿病や高血圧、高脂血症などの生活習慣病は、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす動脈硬化の原因にもなることが知られている。長時間を室内で、しかも座った姿勢で過ごす現代のライフスタイルが、これらの生活習慣病の発症基盤を作っていることも明らかだ。

糖尿病を予防する

 このライフスタイルを解消しようと思えば、フィットネスジム通いが最も手っ取り早い。

 では、実際に、ランニングなどに代表される心拍が上昇する有酸素運動と、心拍はそれほど上昇しない筋トレと、どちらのトレーニング方法が生活習慣病の予防に効果があるのだろうか?

 ハーバード大学公衆衛生学のアンダース・グレントヴェド博士らの研究チームは、筋トレや有酸素運動が実際に糖尿病に罹る危険度を下げているのかどうかを調べるため、米国の男性医療従事者3万2000人を対象に1990年から18年間にわたって2年ごとに聞き取り調査を行ない、運動の継続と糖尿病発症との関係を追跡調査した。

 その結果、追跡期間中に2278人が2型糖尿病を発症した。筋トレを週に150分以上していた男性は、筋トレを全くしなかった男性に比べ、2型の糖尿病の発症危険度が34%減少していることがわかった。

 さらに、有酸素運動を週に150分以上していた男性は、全くしていなかった男性に比べて、危険度が52%も減少していたことがわかったという。この調査結果をみる限り、フィットネスジムで有酸素運動か筋トレのどちらか1つを選択するとすれば、有効性の上では有酸素運動に軍配が上がるようだ。

 しかし、グレントヴェド博士は、筋トレと有酸素運動を組み合わせた場合の相乗効果も強調している。実際、有酸素運動と筋トレの両方をやった場合、筋トレの時間に応じて有効性が増していることが確認された。

 筋トレ単独でも有効性が確認されているが、もし有酸素運動よりも高い有効性を期待するなら、筋トレを週に150分以上こなす必要がある。もし週に150分、つまり1日30分の筋トレを週に5日、または1回75分の筋トレを週に2回以上できなければ、有酸素運動の方が有効性が高いと考えられる。

※週刊ポスト2013年1月18日号
NEWS ポストセブン 1月4日(金)16時6分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130104-00000013-pseven-life
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