各地の自慢のどんぶりを集めた「全国ご当地どんぶり選手権」が東京ドーム(東京都文京区)で20日開かれ、グランプリに新潟県の「鯛茶漬け」が選ばれた。

 鯛茶漬けは、一つのどんぶりで焼きタイ、タイの香り揚げ、タイのなめろうの3種の風味が味わえる柏崎の名物。出店した柏崎地域観光復興推進協議会の代表者は、「中越沖地震の復興の集大成として、どんぶり選手権に第1回から参加している。これまで7位、3位そして、昨年が2位と順位が上がっていき、プレッシャーの中での今大会だった」と振り返ったうえで、「一時はあきらめかけたが、最後まで積極的に行こうという気持ちを持ち続けて望んだ、『逆転勝ち』」と喜びを語った。

 「全国ご当地どんぶり選手権」は、日本各地の祭りや味を紹介する「ふるさと祭り東京2013」のイベントの一つ。今回で4回目の開催。12~20日までの期間中に、エントリーどんぶりを食べた来場者の投票によって、順位が決定した。参加したどんぶりは、昨年の選手権で上位に入った4種類、各地の予選を勝ち抜いた10種類、さらに主催者推薦の1種類の合計15種類が人気を競った。

 2位から5位は次の通り。2位「米沢牛ステーキ丼」(山形県)▽3位「八戸銀サバづけ丼」(青森県)▽4位「城エビかき揚げ丼」(富山県)▽5位「香箱カニ丼」(石川県)。【江刺弘子】
毎日新聞 1月20日(日)18時24分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130120-00000006-maiall-soci


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